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2008年7月 6日 (日)

やってしまった

今日は暑い中、川場へ行って楽しいラジコンをしてきました。
しかし、帰りの車の中で事件は起きました。
いきなり「ボン」という音とともに臭い煙が車内に立ちこめました。
近くで花火が上がったのかと思うような大きな音でした。
すぐに車を止め、荷室を見ましたが、ちりちりと炭の燠火のような
火が燃えていました。
すぐに持っていたペットボトルの水を掛け消し止めましたが
トランクルームのマットがかなりこげてしまいました。
また破裂したバッテリーはかなり熱くなっていましたのですぐに車外へ
放り出しました。
最近、IB4600金文字がバッテリー補完計画をつないでおいても
電圧が下がってしまうセルがあり、おかしいなと思っていたのですが
今日使用して、最後に保管用充電をいつもは1000mAhぐらいしかしない所を
今日は2500〜3000mAhしてしまったのが原因と思われます。
電圧の減りが早いということは、電池内部で微小なショートが
発生している状態で、そこに大量の電気を充電してしまったために
ショート部分が発熱(充電量が少なければすぐに放電終了してしまい
問題なかったのでしょうが)
ショート部分が発熱>どんどん破壊が進む>さらに発熱>水素発生量増大>爆発
という結果になったのだと思います。
これは、高電圧、高容量を追い求めた結果、正極板、負極板、
セパレーターを薄く作りすぎたため、ショートしやすくなったのか、
ぎりぎりいっぱいまで詰め込んだために、本来隙間の開いている
プラス端子と負極板が接触してしまっていることが考えられます。
詳しく調べないとわかりませんが、私のカンでは材料を薄くしすぎたため
耐熱性が低下し劣化、その結果ショートが発生しやすくなっているのでは?
と言う気がします。
とりあえず、1000から1500mAh充電して、一週間以下で
1Vを切るようなセルはかなりショートが進んでいると思われますので、
使用を中止するべきです。
後は保管充電を2000mAh以下とすることです。
満充電などもってのほかです。

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コメント

 た、大変でしたね・・・。保管方法、肝に銘じます。

破裂したバッテリーはモーターケースに突き刺さっていました。それも大変だったのですが(人にあたったらと思うと・・・)
バッテリーの中身が飛び散り、中に含まれている水素吸収合金は大気中に出ると中に含まれていた水素に着火し自然発火します。そのため車のトランクの中で燃えてしまった訳ですが、これが人が居ない時に起こると車が全焼していたかもしれません。
私の場合で充電してからだいたい3時間後に爆発しました。

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